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「ABEMA Prime」でコメントさせていただきました

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「ABEMA Prime」でコメントさせていただきました

セルフマネジメントプロデューサー

メンタルコーディネーター

心理家の斉藤恵一です。


こんな記事が一部で話題になっているのをご存知ですか?

https://twitter.com/kinseiken_jp/status/1409474634202849282


これまでも何度か出演させていただいた

ABEMA TVABEMA Prime」からご連絡をいただき

今回はコメントのみで解説をさせていただきました。



お菓子の箱をキレイに並べるより、凸凹にした方

が買ってくれる人が多いということなのだから

それは実際にそうなのか?

また、なぜそうなるのか?

といったことを解説させていただきました。



僕なりの見解は以下となります。


綺麗に陳列したい方が売上が伸びたということついて

考えられることとしてはいくつかあるかと思います。


まず一つ目は、

ブロークンウィンドウ理論で説明ができかと思います。

日本語では「割れ窓理論」という環境犯罪学上の理論として知られているもので

「建物の窓が割れている状況は、犯罪に配慮していない場所という意識を増長させて

犯罪発生率が増加させる」というもので、

この理論に基づいて、ニューヨークの街で割れた窓ガラスを直し、

落書きを消して行ったことで、人の思考や行動に大きな影響を与えて

犯罪が減ったということがあります。


これはディーズニーランドにはゴミが少ない

ということでも説明ができるのですが、

人は窓が割れている場所では窓は割っても良いという認識が生まれ

その逆に窓が割れていない綺麗な建物の窓は割りにくくなり、

ゴミが落ちていないディスニーランドでは

ゴミを捨てにくくなるという心理が働きます。


今回の例では、綺麗に陳列されているものは

綺麗を持続すべきだという心理が働き

「崩れている」から「崩して良い」という自分への許可が降りて、

手に取りやすくなることが考えられます。


また、別の角度から見ると、

今回のような陳列を「量感陳列」と言い、

平台やワゴンなどを用いて商品をまとめて

大量に陳列することで活気とボリューム感から

「売れています!」という演出をする陳列方法があります。


その際に、綺麗に並んでいるよりも

凸凹の方が売れている方がさらに

その活気が伝わり「売れている」という

錯覚を起こすことが考えられます。



また、それ以外にも

マーケティング的に有名な陳列方法は

いくつかありますが、

種類の商品を同じ間隔、向き、角度で繰り返し並べることで

単品では目立ちにくい商品でも、連続して並べて面を大きくすることで、

人が見る商品の面積を増やし、目立たせることがでる


リピテーション陳列」


通路に平台や段ボールなどを臨時に設置して、

島のように商品を陳列することで

よく目立ち、季節感や豊富感を強調できます。

「島陳列」
などがあります。


参考までに。


斉藤恵一

斉藤恵一

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